
ダクラクの5つの超奇妙な食べ物。聞くだけでビックリ!
山岳地帯のダクラクは、手付かずの山々と雄大な雲の美しさを持つ他、この土地でしか味わえないダクラクならではの独特な料理によって観光客を引きつけます。下記はここに来たときに試すべきダックラックの5の特産品となっています。
によって翻訳されました huonggiang
によって書かれた thyltp
カインテゥート(ベトナム語:Canh thụt/引っ込む羹)
これはMnong族の文化的特徴をもつ料理です。カインテゥートを構成する素材は:タイグエン(西原/Tây Nguyên)の山森の山菜であるグネモン、籐の新芽、カダン(苦いナス)、ドライ牛皮;渓流魚又は肉です。特に、竹の管が欠かせないものです。
カインテゥートはダクラクの名物料理。写真:vietravel.com
この料理を作る過程はかなり手間がかかります。最初に、ドライ牛皮を柔らかくなるまで焼き、肉をきれいにし、籐の新芽の外側の皮を剥がし取り、小さく切ります。下処理の完了後、素材を竹筒に詰めて柔らかくなるまで焼きます。作業中に、竹筒から放出された水は中の食材と混ざるので、混じり合う甘味と苦味が料理の独特な風味である非常に口当たりの良い旨みを作り出します。完成したカインテゥートはとても香りのよくてもちもちし、スープはとろみが強い物になります。
カインテゥートの完成品:dantri.com.vn
カダン(ベトナム語:Cà đắng/苦いナス)
カダンが地元の人々に親しまれる大衆料理です。ダクラクに住んでいる現地人の家を訪ねると、どの家も一年中食べられるように苦いナスの木をいくつか植えることもよく見かけます。食べた時、カリッとした食感がして、香ばしさが楽しめます。
カダンは、カダンと干しえび炒め、カダンと角煮、カダンと空芯菜のスープ、カダンと煮込んだ渓流魚等といった様々な料理の食材として用いられています。その中で、もっとも特別な料理はカダンと水牛です。この料理を作るには、食材を慎重に選ぶ必要があります。カダンは古すぎず、また極端に若すぎない美味しいものです。最高の皮は3歳ほどの水牛の皮です。調理実施時、乾燥した皮を焼き、柔らかくなるまで包丁のミネで叩きます。次は、水牛の皮を指2本の大きさほどに切り、鍋に入れて皮が柔らかくなるまで茹でます。水が透明になるまでこの水を数回くり返しろ過してから、カダンと骨を加えて全てが柔らかくなるまでじっくり煮込みます。少量の塩、グルタミン酸ナトリウム、刻んだラロットの葉、ピーマンを添えると完成します。この料理は堪能するとき、カダンの苦味、水牛の皮の豊かな香りがラロットの香り、唐辛子の刺激的な辛味となめらかに混ぜ合わさり、独特の味わいが感じられます。
カダンと水牛の皮の組合せも非常に面白い料理。写真:thanhnien.vn
ヴェック(ベトナム語:Vếch/草食動物の小腸の最初の部分)
ヴェックは名前だけで人々の関心、好奇心をそそる料理です。この料理は、2018年の南部地方のフードフェスティバルで一等賞を受賞し、ベトナムの絶妙な料理100品の一つになるための提案一覧にも入っています。では、この料理に何が面白いのでしょうか。
ヴェックの成分(青唐辛子、赤唐辛子、黒胡椒、緑胡椒、粉末胡椒、パパイヤの花、キャッサバの葉、胆嚢(たんのう)、カダン(苦いナス)、植物油、塩、砂糖、チャイブ、ガランガル、レモングラス、牛の肝臓、牛の腸(ヴェック))。写真:tienphong.vn
ヴェックはエデ族の住民の伝統的な食べ物です。現地語によると、ヴェックは草食動物の小腸の最初の部分という意味です。その部分にはまだ消化液と動物が噛んだ草が残っています。この料理の衛生面を考えて、気が引けるかもしれませんが、ご安心ください。山の野生動物は普段、草と森の葉っぱしか食べないので、彼らの腸がとても清潔です。
腸を熱湯の中で茹で、中の消化液を搾り取ります。次に、少し水を加え、濃縮されるまで置いてから、スパイスで味付けします。今では、ヴェックは牛の皮、尾、胸肉、ほほ肉をマリネするために利用される特別な素材になります。唐辛子、チャイブ、レモングラス、ガランガル、生胡椒、野生の木の実などと共に、料理のコクを強くします。芳ばしくて脂っこい肉がスパイスと調和し、この料理にとても独自の風味豊かな味を作り出します。
タイグエンの人々の独特なヴェック料理。写真:baolangson.vn
それに、村にお葬式があれば、経済的に余裕な家族は水牛、牛を屠殺します。この時、ヴェックはカダンやスイートポテトと調理され、客を接待します。
バンドン(Bản đôn)村のグリルチキン
これはダクラクの食文化の中で非常に典型的な料理であり、ここに足を運ぶ観光客は誰でも試してみたいと思っています。グリルチキンはベトナムの多くの地域で食べられるのですが、ダクラクのバンドンでグはこの料理は特別な味がします。
最も重要な素材である鶏は、バンドンでは庭に丁寧に飼育されます。通常、選ばれるのは約1キロを超える若鶏です。鶏が大きすぎると、肉が硬いし、小さすぎると、芳ばしさが出ないためです。きれいにされた鶏肉を鶏の背中沿いに半分に切り分け、臓器を取り出します。きれいにしてから、塩と辛子、野生蜂蜜、レモングラス水でマリネして香りを染み込ませます。約30分~1時間後、鶏肉を竹の棒で挟み、炭火焼きます。グリル中、鶏肉がこんがりときつね色/焼き色が付き、透明な脂と濃厚な旨みが出るまで、鶏肉を頻繁にひっくり返す必要があります。
ガー・ヌオン・コム・ラム(グリルチキンと竹筒焼き米)
バンドンのグリルチキンを味わう時、レモングラス塩又はエビ塩に付けることで最高の甘辛味を引き立たせます。もっとたらふくになりたければ、タイグエン(Tay Nguyen)高地の山森の独特な名物の一つである竹筒焼き米と一緒に召し上がってください。
マンレ(ベトナム語:Măng le/竹の芽の一種)
マンレは赤土地域のタイグエンの竹属の一般的な木です。マンレの上の部分が切り取られ、生で使用され、もしくは薄切りされ干されます。マンレの中身がむっちりし、甘みと香ばしさがあり、苦くもない感じがするので、竹の芽食通は竹の芽の中でもマンレが一番美味しいと断言します。
マンレは、すべての種類の竹の芽の中で最もおいしい。写真:dulichvietnam.com.vn
ゴイ(ベトナム風のサラダ)を作るだけでなく、新鮮なマンレを使ってアヒル肉と煮たり、豚足と煮込んだり、肝臓と炒めたりするといった調理方法があります。マンレと煮込んだアヒル肉に関して、アヒルをきれいにし、生姜でおろしてから水切りするため少し置きます。生マンレの古い根を切り取り、千切りにし、茹でてから乾かします。次に、アヒルを切り、お湯に入れて茹で、弱火で煮、調味料で味付けします。アヒルが柔らかくなり、マンレに味が染みるまで煮込みます。この時、少量のスカリオンとフライドオニオンを添えてから火を消す。アヒルスープをボウルに盛り、胡椒を少し加えて、芳醇な香りのある生姜入り魚醤とお召し上がりください。
それに、グネモンと唐辛子が混ぜられた塩付きの干し鹿肉と調理されるマンレという料理は、タイグエンの村に訪ねる時にしか味わうことが出来ません。これは一般的な料理ですが、その特別な甘みで間違いなくあなたの愛を勝ち取るでしょう。
マンレと煮込む豚足もダクラクに旅行する時におすすめの名物。写真:mytour.vn