
観光客に印象深いクアンナムのご当地グルメ6選
クアンナムのグルメを味わずに訪れると、本当に残念なことです。ここの名物は調味料を使いすぎず豊かな食材の自然な風味を生かします。
ミークアン
クアンナムのグルメといえば、すぐに思い浮かぶのがミークアンです。クアンナムの郷土料理ですが、この場所の名物グルメとなっています。田舎から都会まで、ミークアンを売っていないところはないでしょう。
麺は細長く切ったライスペーパーから作られます。貝材は鶏肉、豚肉、牛肉、エビ、カニ、魚などさまざまです。
クアンナムの郷土料理. 写真: foody.vn
ミークアン一人前. 写真: foody.vn
ミークアン一人前には麺をボウルの下に載せて、具材をその上に載せて、スープをボウルの1/3かけます。最後に、長ねぎ、ピーナッツを一番上に加えます。また、また、別皿の生野菜は絶対に欠かせません。バナナの花、空芯菜、もやしなど色んな種類が用意されています。お好きな野菜と組み合わせると最後までミークアンを飽きずに美味しく食べることができます。焼きライスペーパー、唐辛子、ライム、ピーナッツ、ナンプラーもこの料理には欠かせません。ミークアンを美味しく味わうのなら、料理が冷めないうちに食べきるのが一番です。
焼きトビウオ
トビウオは中南部海岸、特にクアンナムによく見られます。トビウオは揚げ魚、スープ、煮物など色んな調理法に用いることが出来ますが特に美味しく、定番とされているのは焼き物です。トビウオは細長くて、背が青くて、お腹が白くて、翼があるという特徴で水面の上に飛べます。トビウオはヌイタン、クアンナムに多く集中していて、毎年旧暦3月から5月の期間に見えます。
細長くて、背が青くて、お腹が白くて、翼がある特徴のトビウオ. 写真: Nấm linh chi
トビウオは様々な料理に作られますが、一番おいしいなのは焼きトビウオに違いない。トビウオはまず一度洗ってからナンプラー、レモングラス、唐辛子で約20分味をつけ、それから炭火で30分ほど焼くと美味しい焼きトビウオの出来上がりです。
写真: baoquangngai.vn
トビウオは他の魚と違いトビウオ特有の味がします。焼きトビウオの食べ方はシンプルで手で持って、それから半分に裂きナンプラー又はチリペーストを付けます。ライスペーパーと生野菜を一緒に食べるとよりこの料理を楽しめるでしょう。ベトナムの調味料の香りと海塩が染み込んだ甘い魚肉は、食べる人の体全体に染みるような美味しさを与えるでしょう。
バイントー
バイントーはちょっと特別な味がするクアンナム名物です。その美味しさは地元に人だけではなく遠方からの観光客の心もつかんでいます。ボウル型のバイントーはバナナの葉に巻き付けられて、使用する砂糖よって、バイントーの色は明るい茶色か黒色になります。
伝説によると、昔々水族館に属するLac Long Quanは、De Laiの娘であるAu Coと結婚し、その後100人の健康でハンサムな息子を産んだという。 2人はそれぞれ50人の息子がLac Long Quanと海に入り、残り50人がAu Coと山に向かいました。 そして、バイントーは、途中で食べ物としてAu Coが作って、100人の子供に与えたものです。 その以外、バイントーはクアンチュン王時代の18世紀後半に出現したという別の伝説もあります。 王様が清軍を攻撃したために北部に行進した準備をしていたとき、彼の心配したのは、危険な数百キロぐらい移動するのに食糧を確保する問題でした。 そして、その時、バイントーは兵士の食べ物として作られました。
バイントーの歴史に関する色々な伝説がある. 写真: dacsanquangda.com
バイントーは主にもち米と砂糖の2つの材料から作られています。しかし、美味しいバイントーを作るには香ばしく、質の高いもち米と砂糖を厳選しなければなりません。もち米を粉にして、それと同時に砂糖に生姜スライスを入れ、香りが出るまで熱してから、不純物をろ過します。それから、砂糖ともち米粉を一緒に混ぜて、厚くもちもちしすぎないようによくかき混ぜます。かき混ぜた生地をバナナの葉で作ったケーキの型に注ぎ、薄切りの竹で作った籠に載せて蒸します。蒸し終わったらバイントーの上にゴマをふりかけ、数日間天日干し。バイントーは焼いても揚げてもそのまま生でも食べられます。それぞれ調理法の違った味をお楽しみ下さい。
主にもち米と砂糖の2つの材料から作られているバイントー. 写真: @colormyring
クアンナムにはバイントーを作っている場所がたくさんありますが、最も伝統的な味を保っていると言われているのがホイアン旧市街です。多くの観光客がバイントーをお土産として購入するのは、独特の味だけでなく、サイズもちょうどよく持って移動しやすいし、長期間保存もできるかです。
カウラウ
実際にはカオラウはホイアンの有名な麺料理で、ミークアンといくつかの類似点がありますが、より繊細に作られます。 この料理は、グエンホアン卿が公布したホイアン港の開設を許可する方針で、外国の商船が商品の交換を許可された17世紀頃から出現しました。 当時、中国人と日本人が来たので、カウラウは多くの文化の交流を代表する料理となりました。 伝説によれば、これは「上層階に座っている」人々、つまりお金と地位の高い人々に提供される料理であるため、「カウラウ(高層階)」という名前で呼ばれています。
多くの文化の交流を代表するカウラウ. 写真: @hadesinscorpio
一杯のカウラウの器には生麺、豚肉、少量のタレ、生野菜を載せられます。カウラウのタレは豚肉の煮汁で作られており甘く濃厚な味わいがします。さらにカウラウの麺は米から作られるのですがCu Lao Chamという島の灰水に浸し、3回蒸されるので硬く、自然な黄色をしています。 食べるときには、カウラウの麺を数時間水に浸し、取り出して洗い、麺が柔らかくなるまで煮ます。できる麺は弾力がありつつも柔らかくおいしいものになります。カウラウボウルで最も特別なのは、乾燥したカウラウの麺を正方形に切って、揚げたものです。 揚げたカウラウ麺のサクサクした食感は、カウラウをより魅力的にします。
魅力なカウラウ. 写真: @jinnytasty
ラムトム
北部がネムラン、南部がチャーゾーを知られるなら、ラムトムはクアンナムの人々の誇りある名物料理です。
ラムトムを作るのに、材料はエビ、豚バラ肉、卵、ライスペーパーを準備します。この料理に使用されるエビは殻が薄く、柔らかく香ばしく、そして自然な甘さがあるエビです。頭を切り落とした後、エビを調味料、ネギ、卵で味付けします。そして薄く切った豚肉と合わせます。
写真: cooky.vn
包む時は肉、エビ、ネギなどの具材をライスペーパーの上にきれいに置いてから、巻きます。揚げている途中にラムトムが破れないようにライスペーパーをしっかりと巻く必要があります。1つのラムトムに対して1つの肉1、エビ、ネギだけを巻くので一口で食べるのにちょうど良いサイズです。
写真: cooky.vn
美味しいラムトムは美味しそうな琥珀色をしており、更にエビ、肉、ねぎの自然な香りがします。ラムトムは生野菜と甘酸っぱいソースと組み合わせて、ビーフン又はご飯と一緒に食べるのが最高です。
タムキ―・チキンライス
チキンライスといえば、身近なよくあるチキンライスを想像する人も多いでしょう。しかし、タムキーチキンライスは、光と風に満ちたクアンナムの特別な名物です。
タムキーチキンライスに使う米はちょっと変わっていて、茹でた鶏の汁と少量のウコンで炊くので、炊いたライスは光沢のある黄金色になります。この料理で使われる鶏肉はタムキーチキンライスで最も重要な材料です。庭で飼育されて、肉がしっかりして、皮が薄いタムキ―鶏です。鶏肉は2つの調理方法があります。1つは、肉を裂いて、ラクサ、玉ねぎと混ぜて、コショウや他の調味料を振りかける酸味のあるサラダ。残り1つは、鶏肉を一口大に切ってご飯の上に乗せて、チリソースとキュウリ、人参、パパイヤの漬物と一緒に味わいます。そして鶏の茹で汁をスープにし一緒に頂きます。
写真: dulichcongvu.com
タムキーチキンライスは、ごはんの黄色、チキンの色、チリの赤、ラクサ、パパイヤの緑、すべての色があなたの目を引くでしょう。
今日のNem-vn.netがオススメさせて頂いた料理が皆さんのクアンナム食文化を探索するお役に立てますように。