ダラットに３つのバオダイ宮殿‐ベトナム最後の王様の邸宅

バオダイ王宮殿の紹介

バオダイはベトナム国の最後の王です。彼はベトナムの様々な都市に多くの宮殿を建てていました。しかし、ダラットは涼しく、とても快適な気候なので、ダラットでゆっくり休息できるように、他の都市よりも多くの宮殿が建てられました。

ダラットには、３つの宮殿があります。各宮殿は何千もの花を持つ有名な観光地で、国内外の多くの観光客が訪れ、写真を撮り、ベトナムの文化について学べます。また、バオダイ宮殿は近年の人気の観光スポットトップ20に選ばれています。ダラットに訪れる際は、是非寄ってみてください。もし、ダラットを訪れて、この３つの宮殿を観光しなければ、それは大きな機会損失です。

すべて３つのバオダイ宮殿の美しい風景（写真: @lylychuu）

各バオダイ宮殿の美しさを発見

バオダイ宮殿 I

住所: 01号 Tran Quang Dieu通り, 10区, ダラット

入場料:

+ 観光と撮影ためのチケット: 大人40.000 ドン/人, 子供20.000 ドン/人

+ パッケージチケット：150.000 ドン/ 人（馬車、馬、蝋人形との写真撮影、王様・兵士コスプレ、アチェ―リー、ゴルフ等のサービスを含む）

フランス宮殿のような美しい宮殿への通路（写真: dalattrongtoi.com）

宮殿Iはキングパレスとしても知られています。この宮殿は中心街から最も近く、3つの宮殿の中で一番人気のある観光地です。宮殿Iは人生で最も波乱に富んだ時のバオダイ王の邸宅です。 

豪華な宮殿I（写真: @percy.nguyen）

宮殿Iは詩的で叙情的な自然がある1,550メートルの高い丘の上にあります。自然の美しさを考えれば、この宮殿Iは３つの宮殿の中でトップの美しさです。王朝時代の王様として任務していた間、ここは住居と執務のために使われていました。この宮殿のデザインは新しいユニークな建築方法に基づいて建設されています。フランス人はこの場所を百万ドルの別荘とも呼んでいます。

緑で一杯の構内（写真: foody.vn）

バオダイ宮殿 II

住所: 12号Tran Hung Dao通り,  10区, ダラット

入場料: 30.000 ドン/人

宮殿IIは夏の宮殿とも呼ばれ、バオダイ王の避暑地として使われた場所です。宮殿は高さ1540メートルの丘に位置し、ダラットの中心部から2キロを離れており、周りは松で囲まれています。高所にあるため、ここの空気は非常に新鮮です。宮殿IIは1933年に建てられ、全部で25つの豪華な部屋があります。また、ここからスアン・フオン湖の全景を見ることができます。

 

歴史に彩られた建築物（写真: sohatravel.vn）

また、バオダイ王は、ここに移動したその日から家族全員の絶対的な安全を確保するために、強固な秘密のトンネルを構築しました。このトンネルは幅約1.5m、高さ1m以上の酒貯蔵と繋がっています。このトンネルは隅々までしっかりとコンクリート化されています。

正面は広い構内です（写真: mytour.vn）

現在、宮殿IIは会議の開催とVIPのお客様の歓迎に使われており、いつでも訪れることができるとは限りません。

バオダイ宮殿 III

住所:  01号 Trieu Viet Vuong通り, 4区、ダラット 

入場料: 

+ 大人15000ドン／人、子供10000ドン／人

+ 写真を撮るための衣装を借りたい場合、プラス20000ドン／着

豪華な宮殿 （写真: mytour.vn）

バオダイ王宮殿IIIは中心街から約2キロ離れています。宮殿IIと宮殿IIIは1933年から1937年まで同時に建設されました。宮殿IIIは高さ1593mの丘に建てられて、ここにも25の部屋がありますが、違いは2階建ての構造です。バオダイ王の執務室に入ると、玉璽、グエン王朝の国旗と国書を鑑賞できます。

宮殿IIIは「松の森に囲まれ、エレガントな美しさ」を持っていると観光客から評価されています。また、宮殿は、単に固いコンクリートブロックであるだけでなく、公園の小風景、トォンウィエン庭、アイアン森に関連付けられた小さな湖が絡み合いロマンチックな感じをもたらします。

 

写真: @ngoc.bibi

宮殿IIIの奥に行くと、ここの建築はヨーロッパの建築革新のトレンドに大きく影響されていることがわかります。特に、建築の面について、最も特徴的な点は宮殿の後ろにあるフラワーガーデンがいくつものモデルでレイアウトされていることで、それはまるでフランス宮殿のフラワーガーデンのようです。

ダラットのそれぞれ宮殿は異なる建築様式を持っていますが、Nem-vn.netは、すべての宮殿は独特の文化的価値と美しい自然の風景を持っていると考えています。時間をかけてこれらの宮殿を訪れても後悔することはないでしょう。