
ファンティエットに行ったら必ず食べてみたいご当地グルメ3選!
長く続く砂浜、ココナッツ木立に囲まれた海の穏やかな風景を満喫できるビントゥアン省にあるファンティエットならではのご当地グルメをご紹介します!
バイン・カイン・チャ・カー(魚すり身のスープ麺)
まず、絶対外せないのはファンティエットの伝統ある料理である「バイン・カイン・チャ・カー」です。具材もスープも全て豊かな漁場に恵まれているファンティエットの魚介を使って作られています。
ファンティエットの伝統ある料理である「バイン・カイン・チャ・カー」 画像引用元: chudu24
「チャ・カー」とは魚のすり身であり、使われている魚介はサバ、コチ、エソ、スギ、カンバチなどです。魚は皮と骨を取り除き、なめらかになるまで豚の脂身とすり身にしたら、まるく平べったい形にととのえます。「チャ・カー」は魚のすり身蒸しと揚げの2種類があります。形をととのえたすり身を蒸して、もうすぐ出来上がる時卵液を薄く塗ります。油で揚げる場合、油を多めに注いで黄色くなるまでじっくり揚げます。
ファンティエットの「バイン・カイン・チャ・カー」に使われている「バイン・カイン」(米粉とタピオカ粉から作られる麺)は乳白色の太麺です。取り除いた魚の骨を豚皮、豚骨付きと一緒に長時間煮込んでスープを作ります。自然の甘味さを活かして優しい味に仕上がっていくために、フクロタケや大根をスープに加えるところもあります。もちもちとするバインカインの上に、ぷりぷり魚すり身とうずらの茹で卵をのせ、パクチーや青ネギを加えて、最後に甘味と脂味が混ざり合うスープを入れたら、魚介の風味がたっぷり「バイン・カイン・チャ・カー」は完成です!
ファンティエットの「バイン・カイン・チャ・カー」に使われている「バイン・カイン」は乳白色の太麺です。画像引用元: dulichbinhthuan
価格: 25.000 VND〜35.000VND(約125円〜175円)
バインセオ・ファンティエット
日本でよく知られている黄色い米粉の生地の中に入る豚肉、海老、もやしのパリッとするベトナム南部のバインセオとほぼ同じだが、「バインセオ・ファンティエット」は生地に香ばしさが香るココナッツミルクが入っており、チャム族の陶芸専用フライパンで焼いて、食べやすい小さめサイズのバインセオです。
小さめサイズの「バインセオ・ファンティエット」 画像引用元: yong
まず、加熱したフライパンに生地を注いで、生地の上に調理した海老、ホタテ、イカをもやしや玉ねぎと一緒にのせて焼いたら、海の味がするファンティエットならではのバインセオが出来上がります。
陶芸専用フライパン 画像引用元: phanthietvn
生野菜とライスペーパーで巻いて食べるという食べ方が一般で的だが、ファンティエットではバインセオを甘酸っぱいヌックマムタレにつけて、生野菜を加えて食べます。
ファンティエットではバインセオを甘酸っぱいヌックマムタレにつけて、生野菜を加えて食べます。画像引用元: Pinterest
価格: 5.000 VND〜7.000VND(約25円〜35円)
ミークアン・ファンティエット(鴨肉のミークアン)
ミークアンは米粉から作られる幅広い麺を使うクアンナム省の有名な豚骨付きスープ麺だが、ファンティエットに流入した後、少しの変化が生じました。ファンティエットでは幅広い麺以外、細い麺も使われて、豚骨付きだけでなく鴨肉も煮込んでスープを作っています。鴨肉のミークアンはファンティエットの名物です。
ファンティエットの名物、「鴨肉のミークアン」 画像引用元: Minos
混ぜ麺のようにスープを少なめに入れるクアンナム省のミークアンとは異なり、ファンティエットのミークアンは麺の上に鴨肉、鴨の腸が乗り、スープがたっぷり入っています。生野菜、ピーナッツ、唐辛子も加えたら甘辛くてさらに美味しいです。
混ぜ麺と似ているクアンナム省のミークアンと異なり、スープがたっぷり入る「ミークアン・ファンティエット」 画像引用元: Foody
価格:25.000VND〜35.000VND(約125円〜175円)。
全て身近な材料で作る料理であるが、海の味をたっぷり堪能できるファンティエットならではのご当地グルメ3選をご紹介しました。ファンティエットを訪れる際はぜひお試しください。